相手に寄り添う看護をするために
こんにちは
スタッフのKです。
我々のサービス内容である傾聴中に
利用者様のNさんから
「Kさんは自分に寄り添ってくれてるって感じがするよ~」
「自分を理解してくれてる人がいてくれるって安心するね」
と笑顔で言われました。
ありがとうございます!
看護師冥利に尽きる言葉で
自分が仕事をするうえで目指している目標なので
この言葉はとっても励みになりました!
でも今でこそ自信を少しばかり持てていますが
看護の道を志していたときから
「相手に寄り添うってどういうことだろう?」
と疑問に思うことでした。
そして26年の看護師(助産師)人生で出た結論として
相手の立場に立って
どんな感情を持っているのか想像することで
どんなことが辛くて困っているのか?
どういう状況になったら喜び安心してくれるのか?
というアセスメントを無意識にして
共感や理解を表情や言葉に示して
不安や苦痛を最小限に
喜びや安心を与えていること!
でも言葉で定義にすると簡単ですが
実践するのは簡単ではないような気がするし
でもそれを実践できないで
自分の価値観で相手を見るのは
看護師としてご法度と
自分は思っていて。
人間不思議なもので
ある人にとっては幸せなことが
別の人からそれは不幸なことでももあり
たとえば
夫と一緒にいないとストレス
という人もいれば
夫と一緒にいるとストレス
という人もいる。。。
自身の価値観で話をして励ましたり褒めたり慰めることが
逆効果になりえるのです。
その為にその方の人生ストーリーをお聞きして
その方がどんな信念や思い癖があるのかを
瞬時にほとんど無意識レベルで
アセスメントすることが重要になります。
(もちろん人生ストーリーだけでなく
家族構成や住居形態などによっても
利用者様の望むサービスは変わってくるので
そういうハード面でも寄り添う姿勢が大事なのかなと思います。)
ただこれをイメージするには経験や読書するなどして
記憶という潜在意識を働かせるのですが
その話はまた今度に。
ある利用者様から言われた言葉
「望まないことをやられることは苦痛でしかない」
今の会社ではないのですが
他の看護師のクレームを受けた時の言葉で
キツイお言葉ですが物事の本質ではないかと思います。
いろんな職場を経験しましたが
我が強い看護師が患者に嫌われるのはそういうこと。
(大体スタッフからも浮いた存在になっている人が多かったです)
なので当社人事担当としては其のあたりを重視して採用を決めています。
訪問には入って一番の悪は
訪問に入る前よりその方のメンタルが悪化してしまうこと
そうならないためにも寄り添う看護の実践は最低必須。
だから普段の日常から
仲間、家族、友人そして関わる全ての人に寄り添う姿勢を持っている人でありたいなと業務時間外でも看護道を追及しています!
でも私生活はまだまだお節介焼いて反省ばかりなのですがね、、、