「繊細さん」と認識している方との接し方

先日利用者様からこんな記事を

ご紹介いただきました。

「カウンセリングの時でさえ…」精神科に来る “繊細な患者さん” にありがちな特徴とは? | citrus(シトラス)
https://citrus-net.jp/article/95714

これは精神科看護にかかわるものはもちろんのこと
カウンセリング業、コーチング、占い師、セラピスト等々
人にかかわるサービス業はみな、自分の目の前にいる方は
「繊細さん」と思って接するのがプロとしては当たり前だと思っています。

もちろん本音でストレートにものをいう方もいらっしゃいますがね。

とここで、誤解なきように説明させてください。
誰もがみな「繊細さん」と大くくりに見ているわけではありません。

この記事に挙げられている精神科疾患をお持ちの繊細さんは
「とってもとっても繊細さん」なのだと思っています。

私の担当していた「とってもとっても繊細さん」達に共通するのは

何をすれば何を言えばどうふるまえば
相手が喜ぶか満足するか見極めることができ
無意識レベルで相手の喜ぶように行動できる
行動といっても相手が話をしたくてしかたないと感知したら黙って傾聴する
たとえ相手が同意できないようなことを言ったとしても
反論することなく逆ににねぎらいの言葉さえかけてくれるような方・・・

そしてとってもとっても繊細さんは
自分が気を使っているというのも相手に悟られまいとするため
一緒にいて楽しそうにしたり自分にも有意義な時間だったと演じます。

なので
とってもとっても繊細さんの訪問時は気を付けないと
自分たちの話をきいてもらってるうちに訪問が終わったり
長時間訪問になりやすいですよね

自分は訪問看護のサービスなど傾聴を生業としている以上

傾聴とは聞くことにあらず観ることにあり

傾聴とは相手の無意識の声を聴くこと

(by 心理学者 河合隼男先生)

をモットーにしています。

ひとの葛藤というのは顕在意識と潜在意識の価値観の相違で生まれます。
顕在意識のメッセージは言語コミュニケーションで
潜在意識のメッセージは非言語コミュニケーションです。

だからその相手の発する言葉が潜在意識から出されるメッセージ(表情、しぐさなど0.3秒の変化などですが
説明すると長くなるのとあまり書くと企業秘密的なところもあるので割愛します)との違いを
見逃さないのが傾聴なのです。

自分は潜在意識の声を聴き、先にその方が望むサポート、声掛けをすることによって
相手からは「この人には自分のことや気持ちが話せる」という信頼関係が築くことができます。
余談ですが、自分は実は過去に病院に勤めながら
占いやヒーリング、セラピーを副業にしていたこともあるのですが
人って不思議なもので聞きたいことは最初に聞かないんです。
本当に聞きたいことは二番目の質問以降でした。

と、繊細さんは気疲れしてしまうのも事実。
自分のために生きよう、
もう周りに合わせるのはやめよう
と決意してもこれは心の癖、無意識レベルなので勝手に働いてしまうので
今すぐ他人軸から自分軸に生き方を変えろと言われても難しい話なのです。

それはもう三つ子の魂、百までで
胎児期や乳児期、幼児期レベルの人的・物理的環境因子で身についてしまったもの。

なのでまずは気疲れはするけれど大きく落ち込まないで過ごすことを短期目標にして
徐々に他人軸から自分軸に生きることができるようにすることを長期目標にします

その為に具体策としては
・人(看護師)と接して安心しもらうこと
・楽しい時間を共有する事
・繊細さんは無意識に人の表情やしぐさの変化に敏感なので
自分たちも傾聴されていることを意識すること

また繊細さんたちへの助言としては
・週に一回は一日ひとと会わない日を予定に入れること
・一日2時間は一人きりで過ごすこと
・SNSも見る時間を決めて制限する事

などです。
なお、いずみケア東京スタッフはみな、潜在意識のプロから
潜在意識の声を聴く研修を受けています。
(スタッフKはそのインストラクターでもあります)

もし自分が繊細さんで医師にも思うように悩みが吐き出せない方
訪問看護ならば自分の思いをストレスなく話せるかもしれませんよ~

訪問看護に興味のあるかたは
訪問看護ステーションいずみケア東京のホームページをご覧くださいね!

今日は主に看護者視点で書かせていただきましたが
実はこういう私、スタッフKもとっても繊細さんレベルで
10年前に受けた繊細さんテストはかなり高得点でした。
でしたという過去形なわけですが
次回は自分がいかにして他人軸の人生から
自分軸の人生へと変貌したかをお話ししたいと思います。

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