当ステーションの半受け持ち制について

よく新規のお問い合わせで、訪問するスタッフは、その日その日で変わるのですか?

訪問当日まで誰が訪問するのかわからないということはありますか?と質問されます。

利用者様の立場になると、ただでさえ緊張感や不安感が増強されている中、その日の担当が誰か分からないのは精神的な負担ではないかと思うのです。

そこでいずみケアでは、1人の利用者様につき、原則2人前後のスタッフが受け持ちとして担当しています。

契約や初回訪問の際に、第一受け持ちを紹介し、その後訪問看護に慣れてきたところで、第二受け持ちを紹介します。

(ただどうしても訪問回数によっては、訪問看護を導入してすぐに第二の受け持ちを紹介して頂くこともあります。ご了承くださいませ)

なので、自分の受け持ち以外の訪問スタッフが利用者様へ断りなしに突然訪問することはございません。

それは利用者様が安心して訪問看護を受けて欲しいという願いでもあり。またスタッフが変わるたびに、経過など同じ話を何度もしなくてはならないのではないかという利用者様の負担にならないようにする為でもあります。

じっくり利用者様とかかわることが出来、「利用者様に寄り添う看護」を実践、強固な信頼関係を構築でき、医師にもなかなか言えないようなことも訪問看護には相談できるといわれることも珍しくなく。

そして半受け持ち制の最大の利点は、同じスタッフが継続して入ることによって、調子のよいときと悪いときの様子が把握でき、スタッフがご本人が気づかれる前に、異常の早期発見・対応ができることだと考えています。

精神疾患や、精神障害のお持ちの方は、客観性が低下してしまう傾向が強く、利用者様が自らの不調を気づくために、我々が気づき、適切な助言や対応をすることは重症化を防ぐことが出来ます。

これは「自宅や地域で自立した生活できるようにする」という精神の訪問看護の大目標の達成にはとても重要なことなのです。

またスタッフも人間ですので、急な病欠や忌引き休暇なども無し気にあらずでして、その際になるべく初対面のスタッフが代行しないように、半受け持ち制をとっているんです。

完全受け持ち制とシフト制の良いところ取りでしょうか。

利用者様からは「以前利用していたステーションは誰が来るか訪問するか、当日になるまでわからず、大変ストレスだったが、いずみケアの半受け持ち制のおかげで、今日はこんな話をしようとイメージが持てる」と好評です。

この半受け持ち制が、当ステーションの定着率が高い(中断が少ない)理由でもあるのかなと分析しています。

またスタッフにとっても、半受け持ち制をとることで、一人で問題を抱え込まずに、スタッフ間で相談しやすくなり、それが更なる質の高いサービスにつながっていると考えています。

半受け持ち制での訪問看護を受けてみたい方

また

看護職で利用者様に寄り添って、じっくり関わりたいという看護職の方!(葛飾サテライトの勤務になりますが)

お気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせくださいませ。

心よりお待ちしております。

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